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株式会社ジェイック【1時間あたりの架電件数が16倍に!】休眠求職者リストから60件の面談アポを生み出したサンクスチームの活用方法とは?
用途:既存顧客向け
業種:人材紹介事業
従業員数:101~499名
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株式会社ジェイック(以下、ジェイック)は、「ジェイック 就職カレッジ(以下、就職カレッジ)」を軸におもに正社員未経験者の就職をサポートしています。

自分たちを「企業のホームドクター」「人材のメンター」と位置づける同社の特徴は、就職決定にとどまらず入社後の活躍まで見据えていること。

求職者一人ひとりの可能性を広げるために、オトコルをどのように活用しているのでしょうか。お客様サポートの総合窓口であるサンクスチームの泉田さんに、導入の成果と併せて伺いました。

ジェイック様インタビュー画面_01

サービスへの想いを話すサンクスチーム泉田様と弊社担当

「いかに安心してもらえるか」を重視

――ジェイック様の事業内容について教えてください。

弊社はフリーターや既卒、第二新卒などの正社員未経験者または経験の浅い方を対象に就職をサポートしています。

私たちが目指すのは「就職決定」ではなく、求職者様が「安心して長く働き続けられること」です。「就職カレッジ」では、就活スキルやビジネスマナーを学ぶだけでなく、ご自身の強みや向いている仕事を見つけられるようご支援しています。

――就職決定までの流れについて伺えますか。

まず、サービスに登録された方に私たちがお電話して、就職アドバイザーとの面談をセッティングします。その後面談を経て、就職カレッジに入学。講座を受けたうえで面接、就職決定という流れです。

サンクスチームの指標としては「面談アポ」「面談実施」「カレッジ入学」「就職決定」の4つがあります。

――チームとして大切にしていることは?

私たちのサービスを利用する方は、学歴や経歴に不安をお持ちでいらっしゃることが多いので、サービス利用にあたって「いかに安心していただけるか」を大切にしています。

ただでさえ、何かのサービスに登録するときって、「本当に大丈夫かな?」と心配も大きいと思うんです。だからこそ、求職者の皆さまと最初に接点を持つチームとして、電話やメールでお悩みを丁寧に伺いながら不安を和らげることを重視しています。

――泉田さん個人としての思いもあればお聞かせください。

実は私も過去に2度の転職活動をしたのですが、入社前後のギャップから短期間で離職したことがあります。

自分にも転職で悩んだ過去があるからこそ、求職者様に徹底的に寄り添いたいという思いが強いです。

「休眠求職者」を掘り起こす重要性とは

――現在のオトコルの運用方法について教えてください。

「プレディクティブコール」を使って休眠求職者の方へ掘り起こしの架電をしています。新規の方への架電も並行していますが、そちらは人力で行っています。

※プレディクティブコールとは

連絡先リストに一斉に電話をかけ、応答があった場合のみ自動的にオペレーターに接続します。

――なぜ「休眠求職者」にアプローチするのでしょうか?

就職に困っている、1人でも多くの方とつながるためです。

過去に登録された方の中には、ご登録当時と状況が変わっている方がいます。

これまでの事例でいうと、大学中退を検討しているときに登録いただき、数か月後に掘り起こしをしたら「すでに転職活動を始めているけどうまくいっていない」という方がいらっしゃいました。

そういった求職者様に対して、弊社のほうから接点をつくるために掘り起こしをしています。

また、新規獲得にかかる費用よりも安く入学見込者にすることができるため、費用の観点からも取り組みを行っています。

プレディクティブコールの活用で架電数16倍(30→500件)に増加。これまで難しかった休眠求職者へのアプローチも可能に。

――オトコル導入前はどんな課題がありましたか?

導入前は、スタッフ15人で新規登録者へ架電しており、休眠求職者への架電はあまりできませんでした。

全て人力で架電しており、約15名のスタッフで1日800件の架電が限界でした。

――導入後の変化について伺えますか。

導入後は、同じスタッフ15人で、新規登録者の対応数を落とさず、新たに休眠求職者に対して、7か月で面談アポ60件、面談実施38名に繋げることができました。

1日800件から、1時間あたり1,000件以上の架電が可能になり、アプローチできる件数が大幅に増加しました。

これまでアプローチできなかった方々への接触が実現し、求職者様からの折り返し電話も増え、今までにない流れで面談アポにつながるケースが増加しています。

――気に入った点などもし他にもあればお聞かせください。

求職者様のニーズに応えやすくなったことでしょうか。

例えば、弊社からの電話自体はつながっても、求職者様が仕事中や移動中などで「話すのは難しい」という場合がありますよね。

オトコルで他の連絡手段について案内しておけば、「メールならやり取りできます」というように、ご都合のいい手段で連絡いただけることがあるんです。

求職者に自分の「可能性」を知ってほしい

――企業として求職者様にどんな価値を提供したいですか?

自分の可能性を知っていただくこと。これに尽きますね。

「自分に向いている仕事が分からない」「自分に何ができるか分からない」と相談される方ってすごく多いんです。

弊社の就職カレッジは「自分の知らない自分」を知る場所でもあります。自分に可能性を見出したうえで、次のステージへ自信を持って歩んでいける。私たちがそのための支えになれたらと思います。

――オトコルの活用について展望をお願いします。

「正社員として働きたいけれど、どう動き始めればいいのか分からない」と悩んでいる求職者様と出会うには、いかに私たちのほうから接点をつくれるかが重要になります。一方で、多くの方にアプローチするとなると、どうしてもマンパワーが足りません。

そういった意味で、架電件数を最大化できるオトコルは本当に心強い味方です。オトコルを使ってより多くの方と出会えることが、結果的に、弊社のビジョンである「『学ぶ楽しさ』『働く幸せ』『成長する喜び』にあふれた社会」の実現につながると思っています。

■インタビューにご協力いただいた企業

株式会社ジェイック

本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7F

主なサービス:就職支援、採用支援、社員の教育支援